(※※今回の冒頭余談は、後半での「後述余談」という形で追記しました)
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…… 思い起こせば最初の「安土城天主」の時もそうでしたが、今回も、天守画イラストをお目にかけるだけで精一杯の状態です。
説明等はすべて次回のブログ記事で、いつもより早めにお届けしたく思います。
【 太田道灌時代の江戸城 】
「子(ね)城」の台上いっぱいに築かれた「静勝軒」ほか / 手前は「中城」
東の「泊船亭」を、大胆に推定してみました…
おなじみの「3D京都」様が、川本重雄先生(※当ブログでは安土城「御幸の御間」の件でご指摘に共鳴…)から提供されたという法住寺殿南殿(寝殿造り)の復元図には、注目の「二階釣殿」=図右下が描かれております。

禅僧・蕭庵竜統の詩文『寄題江戸城静勝軒詩序』には、竜統が実際に道灌の江戸城を訪れた際に“ジグザグの石段を登った”と書かれていますが、これはひょっとすると、安土城の「大手道」を登りきった先にもあるような……
それは下記の引用文のとおり「磴」=石段のいしぶみ、とあるのですから、城内には(空堀の斜面だけではなく)正式な登城路としても、登るべき急斜面や丘状地形が存在していたことの、重要な証言であろうと思えてなりません。
(詩文より)
其径(みち)を磴(いしぶみ)にし、左に盤(めぐ)り右に紆(まが)り、聿(つい)に其の塁に登る。
(2月の当ブログ記事より )
【 異例の後述余談 】
毎日新聞ながらも、ついに <岸田首相「早く辞めてほしい」51% 毎日新聞世論調査> が出て、思いますのは…
→ 自民党はいよいよ「悪党」あく-とう、になるのか。木原誠二が幹事長代理と政調会長特別補佐を兼務へ!? ドリル優子まで要職に起用する、末期症状。
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そこでこの際は、“そもそも論”を一発。
→ 木原スキャンダルを除外した「木原誠二」本人というのは、総理の右腕の政策立案者どころか、ただのキャッチフレーズ考案者ではなかったのか。
【ご参考】あっち側の、驚くべき反応を見つけました。
youtube「岸田内閣・裏切りの2年」
「裏切り」って?……… あっち側の方々は、いったい何を、キシダ総理に期待していたのか、と思うばかりですが、ここに実は「木原誠二の正体=ただのキャッチフレーズ考案者」を明らかにする入口があるようです。
どういうことかと申しますと、キシダフミオの「聞く力」から申せば、これは第一に「安倍・菅政権のような<政治主導>を止めます」との宣言に他ならないようでして、つまりは、安倍・菅政権下で押さえつけられていた霞ヶ関官僚(とりわけ財務官僚)の要求は、ほぼ100%「何でも聞きます」、と知らせる“犬笛”だったのでしょう。
そして第二には、右派・左派両方の政治的要求を「等分に聞きます」との宣言でもあったわけで、そんな「聞く力」は、政策的には八方美人でアクセル(=逆側から見ればブレーキ)を同時に踏む結果にしかならず、親中派の外務大臣を置きながらも反撃力の保持を宣言しつつLGBT法を成立させる……といった、訳の分からない政治を進めることになりました。
つまり「聞く力」というのは、一貫した政策につながるものではなくて、ただ単に、キシダ政権の“妙な政治的スタンス”を言葉で言い表した「キャッチフレーズ」に他ならないわけです。
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そして問題の「新しい資本主義」は、まさにキャッチフレーズ以上でも以下でもなく、中身は後回しのまま!!の、主としてアベガー連中を喜ばせるための、急造の「政策もどき」に過ぎないのだと、はっきりと申せましょう。
――― というのは、冒頭の「岸田内閣・裏切りの2年」でもよく分かるように、左側の人々は(※厳密な経済政策論ではなくて)小泉元総理から安倍元総理に受け継がれた「新自由主義」なるものを、グローバリズムによる格差の拡大を理由に、とにかく批判したいっ!…との願望がありました。
そこに付け込んだのがこれであり、
「新自由主義」→「新しい資本主義」
と、看板を<<付け替えて見せる>>ことが唯一無二のねらいであって、中身は皆様ご承知のごとく、かねてから懸案の政策ばかりを羅列(られつ)した状態であり、これのどこが「新しい資本主義」なのか意味不明のままで、これでどう新たな「成長」が出来るのか誰にも分かりません。
しかも「分配」については、企業の尻をたたく優遇税制(→ 毎年くり返さねばならない)で強引に作り出したもの、という有り様です。
ことほど左様に、「異次元の少子化対策」も、財源が社会保険料の上乗せというチグハグさですし、こういうキシダ政権とは…
マスコミがいちおう満足する「キャッチフレーズ」だけ振りまいて、やってる感を出しつつ支持率を稼ぎながらも、その実は、日本が未来に向けて発展できるビジョンや構想は、いっさい持ち合わせていない政権!――― それがキシダフミオと木原誠二による現政権なのだ、と分かるのです。………
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